設計・建築の流れ｜株式会社新屋敷工務店は、東京都世田谷の新築注文住宅を得意とする工務店です。

まずは家を建てるための土地を探します。契約前に売買契約書や重要事項説明書をしっかり読み、内容を理解することが重要です。また、その土地の建築条件の確認や地盤調査も行う必要があります。

用意できる頭金の金額や今後の予定収入、現在の年齢とローンの返済期間などを考慮して、借入金額を割り出しましょう。通常、工事費が明確になった段階でローンを申し込むことになりますが、事前に金融機関に相談しておくことをお勧めします。

依頼先がハウスメーカーや工務店の場合、工事請負契約を結ぶことになります。建築家に依頼する場合は、まず設計・工事監理契約を結び、その後工事請負契約を結ぶことになります。図面や見積書などの書類を確認し、工期が遅れた場合やアフターフォローについて書面で確認しておきましょう。

要望が取り入れられた基本設計図をもとに実施設計図がつくられ、本見積書が提出されます。建築確認申請後の設計変更には、再申請が必要です。

着工前に、近隣へ挨拶しておきましょう。どれだけ気を配っていても、工事は少なからず近隣に迷惑をかけてしまいます。

建物の大きさの把握や部屋割りのため、地縄張りという作業を行ってから工事に入ります。木造建築ではまず骨組みとして基礎をつくり、柱・土台・梁（はり）などを組み上げていきます。

「屋根下地→断熱処理」と「防水処理→屋根材」の順番で屋根の工事を行います。その後外壁の下地をつくり、玄関ドアやサッシなど外部建具を取り付け、配線や配管の工事を行います。また、内外装工事や内部建具工事などにも取り掛かります。

当初の予定どおりに完成しているか、工事監理者がチェックしていきます。その後、役所の検査を行い、最後に施主や工事責任者、設計者が立ち会い仕上がりを確認します。

竣工検査に問題がなければ引渡しとなり、鍵や書類一式が手渡されます。引渡し後は、新築建物の登記簿をつくる『表示登記』と権利書をつくる『保存登記』の申請を行います。また、申し込んでいた金融機関との正式なローン契約を行いましょう。

繰り上げ返済やメンテナンス費用の積み立てなど、今後の返済計画や家の維持費についても備えておきましょう。